5.05.2012

三条の湯

GWの最初の休みに三条の湯に行ってきました。もちろんこちらも商品テストが大きな目的で、ONEのマイナーチェンジの最終チェックが一番の目的でした。

 出発の前日の夜遅くに完成したので、出発は遅く、丹波のバス停に着く頃には2時を回ってました。サオラ峠のキツい登りを終える頃には4時近くになり、誰ともすれ違う事無く、山はとても静かになりました。

 三条の湯はとても込んでいて、テント場は満杯でした。小屋の人に聞いてみると、GW前半でこんなに混む事はあまり無いとの事でした。GW中盤天気が悪いので、人が集中したのでしょう。紅葉の時にまた行きたいと思います。温泉は男湯、女湯両方開いていてとても気持ちよかったです。

テントが張れる箇所はぎりぎり一カ所だけ。水たまりがあるとても狭い場所でした。三条の湯のテント場は石がごろごろとしている場所なので、あまり立地的に良いとは言えません。それでも、どうにか張れる事が出来てほっとしました。

シェルターはクフタイベックを持っていきました。DPTEというオプションパーツを使ってはじめてA型フレームを使用してみたのですが、とても快適で、ワンポール一本で張るよりも室内空間をより広く使う事が出来ました。今後2人で行くときにはずっと持っていく事になると思います。オプションパーツの重量が気になってましたが、こちらのブログでアルミパイプからカーボンパイプに変更したと書いてありましたので、真似てみたいと思います。

 急いでいて箸を忘れたので、途中で拾った枝を削って即席の箸を作る。この日はある程度の重量を出したかったので、ワインやハム、パンなど、色々と食材を持ってきました。ストーブは、トレイルデザインのアルコールストーブの上に、トランギアミニセットのフライパンをのせて使っています。

 スリーピングマットは、山と道U.L.Pad15s とBackPad15(昔使っていたpadを同サイズに切ったものですが...。)石がごろごろとしている立地でも、BackPad15と併用する事で、下からの突き上げも気にする事なく熟睡する事が出来ました。前に眠った時には、U.L.Pad15s一枚で、下からの石の突き上げに難儀しました。2枚を重ねる事で、腰から背中にかけて、一番圧がかかる箇所が2cmの厚さになるので安心して眠る事が出来ました。

 水たまりの上に、タイベックをグランドシートとして使ったのですが、朝起きると、グランドシートの上のマットの裏面が濡れてました。結露なのか、身体の重さによる浸透圧でタイベックを水が通り抜けてきたのか気になります。グランドシートに透湿性は入らないだろうとう気もするので、農ポリを持っていけば良かったかな...。

 ショルダー、ウエストベルトのパッドをMINI同様ずっとテストをしてきました。変更点に関してはまた改めて書きます。

途中、山と道の展示会に来てくださったお客様をお見かけしました。となりで山と道のお話をされていたので、話かけるべきか、どうするか迷ったあげく、会釈だけするという不審な行動に出てしまいました。

当初は2泊で残雪の甲武信岳まで行こうかと考えてましたが、テスト結果に満足して1泊で下山。まだ奥秩父の山は冬っぽくて少し寂しく感じたのが理由かもしれません。

所々咲いていた山ツツジがきれいでした。

丹波天平から丹波に下山。


丹波に降りた理由は、のめこいの湯に寄りたかったから。サウナも、水風呂(小さいけれど....)があるのがいい。ゆっくり、じっくりと入ってきました。値段、内容ともに奥多摩の温泉よりも好きです。