3.01.2011

JMTへのアクセス

現地に友人がいて車で送っていただける。という事がなければ、必然的に公共機関で行くしかない。
昔はロサンゼルスからもバスが出ていたようだけど、僕が調べたときには、唯一サンフランシスコから入るしか方法が無かった。スルーハイクを目指すとなると必然的にヨセミテから入る事になる。
出来るかぎり安く、早くヨセミテに入る事を目指した。


●ヨセミテへのアクセス
アムトラック
出発地:San Francisco - Ferry Building, CA (SFC)
出発:4:50 AM
ヨセミテロッジ到着:11:42AM
値段:$31




バスと列車、そしてバスと乗り継いでヨセミテへと向かう。
日本の住所からはアムトラックのチケットを購入する事が出来ない。
現地での到着時間が遅く、REIでの買い物などの予定が詰まっていて、かつ
確実にチケットを押さえたかった僕は、裏技として、現地で宿泊予定のホテルに、
メールで一報を入れた上で、ホテルを自分の住所としてアムトラックに登録し、ホテル宛にチケットを送ってもらった。英語が得意では無い自分は現地のホテルでチケットを
受け取るまでずっとはらはらしていた。
後、ヨセミテはアメリカの人気観光地。日本の上高地のように人が多い。
週末だとヨセミテまでの道のりは渋滞が続く事がある。
ヨセミテからさらに、グレーシャーポイントまでバスツアーで移動する予定があった自分はかなり焦った。実際にギリだった。

Glacier Point Tours
有名なトンネルビューなどを巡るツアー
予約方法は電話連絡 
片道:$25
英語に慣れてないので相当焦ったが、無事予約は取れていた...と思う。
途中バスから降りる事も無いので、トンネルビューがみれるのはうれしいけど
以外と退屈だったりする。


●サウスレイクからビショップまで
公共機関が無いので必然的にヒッチハイクになる。
かつて、屋久島でヒッチハイク出来なかった苦い思い出があったので、かなり
心配だった。*最近霧島でも惨敗だった。
ヒッチハイクをはじめてから5台に1台ぐらいの割合で止まってくれた。
行き先が違うなどで、なかなか捕まらなかったけど、40分程で無事ヒッチハイクが出来た。
話をしてみると、人によるかもしれないが、ハイカーという人種が怖いという印象を街の人が持っている事が分かった。そりゃそうだ。

●BISHOPからRENOまで
Eastern Sierra Transit Authority
サンフランシスコまでの直行バスが無いので、RENOという街までバスで移動する。
スルーハイクして、マウントホイットニーから抜けた人も、ローンパインからこのバスにお世話になる。
バスは、2日おきに運行しているので、予定を立てるときには注意。
予約はメールで行った。


●RENOからサンフランシスコまで
一番安い方法という事で、グレイハウンドを使った。
よくアメリカの映画に出て来る高速バス。
値段は$29.92ぐらい。
これも、ネットから予約が可能。
RENOからのバスが遅れたので、これもかなりギリギリだった。
最後の最後まで焦った。今回運良く間に合ったけど、間に合わない事も十分に考えられる。

乗り継ぎはとても多かったけど、それがまたいい。
旅は安い方がいい。スローで、地面に近くて気持ちがいい。
シエラ・ネバダ周辺の街はとても洒落ている。
僕が調べたときはこうだったけど又変わるかもしれない。



いってらっしゃい。