3.04.2011

自作トレッキングポール 59g

前に長年愛用していたブラックダイヤモンドのトレッキングポールを紛失してから、随分立つので、自作してみた。作りたかったのは以下の通り。

・フィックスレングスの無骨なやつ
・コルクグリップ
・シンプル

出来るかぎり安くという事もあったので、テーパーのカーボンではなく、ストレートのカーボン(10mmx1000mm)を購入した。コルクグリップはマタギ。


いざ、作業しはじめると、カーボンポールがLEKIの石突に上手く入らない..。仕方なく、前に参考用に購入した、テント自作用のアルミポールを切断し繋部品として使用した。少し無理に力を入れてしまい、片方のポールにヒビ....。接着剤で無理に固めたけど、使用中に壊れるかもしれない。裏山の鎌倉トレイルでは、今の所問題なく使えている。ただ、グリップの形状、長さ、太さに不満がある。
藤沢に、自作ロッド(釣りのほう)のお店を発見したので、グリップを変えて新しいトレッキングポールを作るのもありかもしれない。

後、長さが100cm程のフィックスなので、冬に使っているツインシスターズのポールには長さが足り無い。使えるように、アルミポールをさらに切断し作った繋部品が下に転がっているパーツ。

作ってみて思った事だけど、先人たちはかなり細かい作業を経て、作られてきたのだなと実感した。
今週の八ヶ岳ハイキングで使ってみようと思う。



5/10追記

使えば使う程、愛着が増している。
軽い事はいい。もう戻れそうにも無い。

製作した2本の内一本は、バックパックに装着して放り投げた際に、バックパックの重みと投げた重みの両方が、カーボンの真ん中に過重がかかる形になってしまい折れてしまったようだ。
今使っている残る一本(少しヒビが入っている方)は、何度ものハイキングでも問題無く使用出来ている。
石に挟まったりとか、先述のような無理な力がかかる事故を防ぐ必要がある。
こける時にも注意が必要だ。

それでも軽い事の快適さには替えられないものをこのストックに感じ始めている。
グリップの違和感は、付け方が逆だという事にいまさらながらに気がついた...。
(釣り竿とは向き逆でした。それは違和感を感じるはずだ。)
この方向性でもう少し詰めていこうと思う。